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2005年 01月 27日
ボクは旅をするときには必ず旅日記をつけることにしているのだが、今回はカディスで旅日記は終わっている。ここからは記憶に基づいて書き進めていくが、この旅からすでに4ヵ月も経過しているので、曖昧な所がたくさんある。
旅の記憶が少しでも残っているうちに完成させなくては・・・・・ チンチョンの街に着いたのは午後5時頃であった。 うっかりとバスを乗り過ごしてしまい次の停留場で降りたので、パラドールまで30分も歩かなくてはならなかった。 ベッドが3台もあるし、窓からの眺めも悪くない。 チェックインの際にフロントでなにか慌てふためいていたが、私の部屋の用意をし忘れていたのだろう。 不自然な補助ベッドが気になる。 ベンチに腰掛けこの町の辿った歴史に思いを馳せたいところだが、この町についての歴史的知識を持ち合わせないために断念。 といってもここはパラドールからは目と鼻の先、歩いても30秒ほどで辿りつけるのだ。 万歩計を見てみると、驚く事に3万歩を超えている。マドリーで歩数を稼いだのだろう。 普段、体力づくりなどとは無縁の中年オヤジにはこれが限界である。 もう十分!もう十分! 「にいちゃん!ナマのキンキンに冷えたやつもういっぱい、ポル・ファボール」 「ここがいちばん旨いよ」と教えられたレストラン。 なんのこたぁない、このカフェテリアと同経営のレストランであった。 いろいろ探しまわるのもめんどくさいので、今晩の晩餐はここに決定。 たとえ不味くても諦めよう・・・・・ (食事はこのテラス席で) (この写真は上の写真から1時間半ほど経過している) スペインのレストランでは、スープの前に必ず先付けが出される。 無料のところが多いが、ここでは1ユーロとられた。 チョリッソとイカ墨パエージャである。 チョリッソもパエージャもなかなかいい味をしていた。 冷たいスープが火照った体をクールダウンしてくれ、ニンニクパワーが肝臓に蓄積した乳酸を撃退してくれるようだ。 ハモン・セラーノと一緒にソテーしたものだが、ハモンの旨味がアーティチョークにうまく伝達されていて、ペロッと平らげてしまった。 それにしてもこの量である。食べ終えたころには、少しだけ不安にかられる。 完食できるであろうか・・・・・と。 何度もヨーロッパを旅しているわけではないが、そのお粗末な経験から言えば、ヨーロッパでは牛肉・豚肉よりは羊肉、鳥肉よりは鴨肉のほうがずっと旨いように思われる。 さて、この子羊だが、期待に違わず肉の味がとてもよかった。 いい肉を炭で焼いちゃうんだからマズイはずがない。 骨まで食べ尽くしてしまいたいくらいであった。 だが、ここチンチョンはワインを産出しないのか、ワインリストを見ながらカマレロにチンチョンのワインを尋ねると、「これがオススメ」と言いながら、チンチョンのアニスを勧められるのには閉口した。 アニスなんかで食事ができるわけないではないか。 ってことで、ワインは無難にリオハの赤にした。 スペイン最後の晩餐は大正解であった。 スペイン最後の夜をどこかのバルでチンチョン美人と・・・などと妄想するも、飲酒により疲労度に拍車をかけられた体は言うことを聞いてくれそうにない。 さっくりとパラドールの自室に帰り、くずれるように眠り込む。
by fuanita2
| 2005-01-27 12:56
| 04'秋 スペイン・フランス旅行
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