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2008年 12月 01日
バルセローナ最終日。普通のレストランで昼飯を食べ、ホテルに預けておいた荷物をピックアップしに向かう道すがら、見てはならない看板を見てしまった。
スペイン語では「シンコ・ホタス」と読む。生ハムの王様である「ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ」の最高峰に君臨するブランドである。スペイン王室やイギリス王室も贔屓にしているという。 満腹なのにバルの中にひきこまれ、 バルセローナでの食事にまつわる話はこれでおしまい。 最後にサグラダ・ファミリアで起こったおかしなことをお話して旅行記・バルセローナ編を締めくくりたい。 この尖塔にはエレベーターで登ります。エレベーターを降りた瞬間、娘の体が硬直します。で、ひとこと「だから登りたくないっていったのよ!(激怒)」。 本人の希望でせっかくサグラダ・ファミリアに連れてきてあげたというのになんという言い草でしょう。それに登りたくないなんてボクも女房もひとことも聞いていません。 そのあとの娘の行動が笑えます。「すぐに下に降りるから」といって一歩足を踏み出した刹那に再び全身硬直状態に。下に降りるためにはこの尖塔から次の尖塔に移動しなければならないのですが、両尖塔の間には長さ15メートルほどの渡り廊下があり、この廊下には高さ1.5メートルほどの欄干があるだけだったからです。(そのときの娘の顔写真を撮りそこなったのが残念でならない)さて、数分間、呪詛の言葉を吐いたあと、わが勇気ある娘は決死の行動にでたのである。地面に両手、両膝をつき前進を始めたのです。簡単に言えばフランス語では”ウィウィ”(「はいはい」のこと)ですな。 娘が高所恐怖症だっとは初めて知りました。誰に似たんでしょ? そんなボクですが、嬉しいことに一昨年の春にスペイン・クエンカにあるこの吊り橋でついに長年ボクを蝕んでいた病魔を追い払うことに成功したのです。今はどんなに高いところでもへっちゃらです。年が明けたらバンジー・ジャンプに挑戦すべぇ!と豪語できるほどになりました。(←これはウソです) この吊り橋で高所恐怖症を克服できたのには実はわけがあるのです。高所恐怖症というのは神経症の症状のひとつだそうです。神経症の本を読んでみると、この症状は逃げているとますますひどくなるという傾向を持っていおり、反対に、立ち向かっていくと症状は軽くなり、場合によっては治癒するそうです。しかも大事なのは反復だと書いてありました。 クエンカではそのことを意識してこの長い橋を渡ったわけではないのですが、宿泊しているパラドールから街に出るにはどうしてもこの橋をわたらないわけにはいかないので、2泊している間に7~8往復はしたでしょうか。結果として、気がついてみたら高いところがぜんぜ~ん怖くなくなってました。 サグラダ・ファミリアの下でむくれ顔で待っていた娘にこの話をし、こんどクエンカに連れていってあげると申しましたら何て言われたと思います? 「なに!ころすき?!」(怒・怒・怒) ですと。
by fuanita2
| 2008-12-01 12:56
| 08'秋 スペイン・フランス旅行
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